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06/ オウンドメディア運営を極めるブログ

好きなことを仕事にしよう!と呼びかける人についていくと悲劇しかない。

好きなことを仕事にしよう!と呼びかける人についていくと悲劇しかない。

世の中が、閉塞的になってきていて、

そこから抜け出したい人に向けたメッセージなのか、最近・・・

 

「好きなことを仕事にしよう!」

「成功したければ好きなことをやればいい!」

「好きなことをやらないからあたなは儲かってない!」

 

アホかと。笑

これって、言い換えると、宝くじで当たった人が、さも当然のように

「あなたも、宝くじを買えばいいのに」

というのと、一緒。

いや、もっとひどくて、宝くじを売っているみずほ銀行の人が、

「あなたも、宝くじを買えばいいのに」

というケースも見受けられる。自己啓発系の人たちだ。

 

人は、楽しいこと、好きなことのほうが、本気になれる。

たしかに、一定数、好きなことをやりまくって、結果、お金持ちになった人も大勢いる。でも、これって、宝くじが毎年、誰かが当たるのと同じで、誰かが当たり、外れた人は黙っていて、当たった人に限って、声高に言うから、そこに視線が集まる。

 

僕の今の仕事も、楽しいし、めちゃくちゃ、好きだ。

好きだから工夫するし、楽しいから、サボるという発想が1ミクロンもない。だから、管理される必要もないし、厳しい上司もいらない。

 

でも、12年前、起業するとき、好きだから選択したのではなく、ただただ、目の前にチャンスがあったし、市場のニーズを感じたからやってみただけだ。

ちなみに、今の僕の仕事はインターネットの中にあり、メディア制作やWEBコンサルタント業務だ。12年前は、恥ずかしい話、ブラインドタッチはもちろんできないし、それ以上に、指1本でキーボードを叩いていた。

 

まだ、人間が狩りをしていた時代、

まだ、人間がやっと稲作を始めた時代、

仕事の選択肢はなかっただろう。だから、分業して、黙々とやるしかなかった。そりゃそうだ、やらないと食えなくなり、死ぬ。

江戸時代の頃だって、本当に、『好きな仕事を追求していた人』って、どれほどいただろうか?

 

好きなことに目を向けるということは、自分のやりたいこと、自分の好み、自分の欲望だけに目が言ってしまい、市場や、目の前のお客様のニーズを取りこぼしてしまう気がしてならない。

 

現に、

今、僕たちがお手伝いさせてもらっている、ダイエット業界であったり、パーソナルトレーナーの中にも、トレーニングが好きすぎて、トレーナーになった人が多いけど、そういう人ほど、お客様の願いやニーズに目を向けず、やたら、難しい理屈をこねて、求めてもいないマッチョな身体にさせようとする。それこそが、素晴らしいと思い込みすぎているのだ。

 

何かが欲しい時、

何かをやりたい時、自分ではできないから、他人が提供するモノやサービスを求める。しかし、求める以上、対価として、お金が必要となる。求めているモノだからこそ、お金を出すし、仮に、使ってみたら、求めている機能がなかったら、次にお金を出すことはないだろう。

この資本主義の中で生きている以上、僕は、自分のニーズよりも、目の前の人達のニーズに耳を澄ませたい。

 

弊社の場合、

新しく始めたサービスの急拡大で、人手が足りなすぎた。いかんせん、人数が少なすぎるために、やりたいことができないどころか、やるべきことすらできない。問題が多発した。だから、早急に人手を集めようとした。大手に求人を頼むと、お金ばかりかかり、それでいて、クソベンチャーな僕らの会社なんて誰も見てくれない。

正社員が雇えないなら、パートさんやアルバイトさんを集めるしかない。

ある時、うちのスタッフに言われた。

「計算上、この仕事をやってもらえば、問合せの総数が◯%上がり、結果、◯◯円くらいの売上アップが見込められるので、逆算したら、時給2000円でもアルバイトに払える。」

 

そして、目をつけたのが、『結婚や出産で仕事を離れて、復帰を考えている主婦』の方たちだ。

調べれば調べるほど、びっくりした。元リクルート、元商社、元大手出版社に勤めていて、復帰をしたいけど、お子さんの関係で、フルタイムが難しく、短時間の勤務を許してくれる会社が皆無という。

 

Facebookで募集をした。

ハローワークを使って、募集をしてみた。

そうしたら・・・鳴り止まないくらい問合せがある。

しかも、超優秀な学歴や、職歴を持つ主婦の方ばかり。

そして、彼女たちは、本当に困っていた。働きたいけど、お子さんの関係などで、条件を求めてしまい、その条件に合う企業がない。

だから、僕らは、100%完全に、主婦の方たちに条件を合わせた。

 

 ・ 週に3回くらい、1日3時間くらいでいい

 ・ 働くのは、あくまでも、お子さんがいない時間だけでいい

 ・ お子さんの発熱などでの急な欠勤、急な早退もすべてOK

 ・ 土日祝は家族のために完全休み

 ・ もちろん交通費も出すし、時給も最低1200円以上

 

僕らが想像できないくらい、契約させてもらった主婦の方たちは働いてくれた。

わからないことがあれば、自宅で調べてきてくれたり、業界のことをちょこちょこ勉強しているのは、話をすればわかるほど。

彼女たちは、本気なのだ。

聞いてみた、どうして、本気なのか?と、

すると、

 

「こんな良い条件が雇ってくださる会社なんて絶対にないです。」

 

うれしかった。

しかし、それ以上に驚いたのが、全員が口を揃えて・・・

 

「仕事が、楽しぎます!この仕事、大好きなんですよ。」

 

泣けた。

見てみても、本当に、楽しんでやっているんだな〜って、僭越ながら雇い主という立場から見ても、感じていると自負している。

 

『大好き』

 

しかし、彼女たちは、決して、仕事で僕らの会社を選んでない。ただ、条件で来てくださっただけだ。

もし、彼女たちが、好きかどうか?のジャッジで、僕らの会社を見ていたら、やってみてもないのに、好きかどうかなんてわからず、結果、選んでもらえていないだろう。

 

好きだけで選ぶと、本当に良い条件、合っている条件、市場のニーズが見えなくなる気がする。

僕らは、決して、主婦の方たちを助けたいとか、社会貢献などと大手を振って言うつもりもない。ただただ、人手がないだけで、クソベンチャーだから、正社員も雇いづらいだけ。僕らのニーズに、主婦の方たちが答えてくださったのだ。だから、彼女たちは、良い条件を勝ち取った。

 

ビジネスって、人助けなのかもしれない。

人って、結局、誰かを助けることが、心底では好きなのかもしれない。そこに何かを感じて。

ならば、困っている人を見逃さないほうが、自分が好きなことを探すよりも、よっぽど、大事な気がするかな。

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January 24, 2017

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