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コネ採用は悪なのか?縁故採用の歴史とこれからの採用戦略

コネ採用は悪なのか?縁故採用の歴史とこれからの採用戦略

あなたはコネ採用または縁故採用と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

 

優秀な人材獲得に各社が苦戦する中で、新しい採用形態を試す企業が増えていますが、従来から根付いているコネ採用・縁故採用は現在どのように行われているのでしょうか?

 

ついて今回はコネ採用の歴史とこれからの採用戦略について解説したいと思います。

 

昔から続くコネ採用の歴史

コネ採用のイメージ

一般的にコネ採用・縁故採用などと聞くととてもイメージが悪いものを想像してしまいます。

 

テレビ局やマスコミ関係の大手に例えば芸能人や野球選手のご子息が入社が決まると、何か裏でお金や何かの力が働いているのでは・・・と憶測と噂話になり、すぐにネットが騒然とするなんてことがよくあります。

 

ドラマのストーリーでもそういう類のモノが風刺されたりしますね。

 

一般的にコネ採用のイメージとしては、完全なコネだけで有力な紹介者の親族が優位に採用されてしまい、結局実力もない人がわがまま放題の性格で社内に悪い雰囲気を招く

 

このようなものを想像される方が多いのではないでしょうか?

 

コネ採用の歴史

上記のような悪いイメージ通りのコネ採用は本当に行われているのでしょうか?

 

確かに縁故採用は昔から行われていて、今も存在しています

 

しかし、その歴史を振り返った時に、時代によって特徴が変わってきていると言えるでしょう。

 

大企業の新卒採用に関しては、1980年代までは本人に大した能力がなくても、親や知人の紹介による完全なるコネ採用・縁故採用によって入社できるケースは珍しくありませんでした

 

この頃の日本はバブル景気真っ盛りの時で、今と違って就職難という時代ではなかったんですね。

 

そしてこの頃に縁故採用された一部の方達のイメージが、今もコネ採用を悪と位置付けているのだと思います。

 

その後、1990年代後半以降になると、実はこのコネ採用・縁故採用がとても難しくなってきました

 

それはバブルが崩壊し、日本経済は軒並みマイナス成長となったためです。

 

各企業の業績はどんどん低迷し、あるいは倒産が相次ぎ、新卒の採用数自体が大幅に減少したからです。

 

またこれを機に、これまでの高度経済成長をとげていたビジネスモデルが変化していきました。

 

具体的には、バブル崩壊以前は作れば売れる時代でしたから、大量生産を行う時代でした。

 

それがバブル崩壊以降は、品種を増やして少なく作るという、多品種少量生産の時代となり、付加価値の高い商品やサービスが求められうようになってきたのです。

 

そうなってくると、採用する人間もより専門性が高い良い人材を求めるようになり、誰でも採用するということができなくなってきたため、コネだけで大企業に簡単に入れるという時代ではなくなっていったのです。

 コネだけでは採用されない

そうは言っても現在でもコネ採用・縁故採用は行われているようです。

 

ある人事担当の話によると、取引先などの重要なステークホルダーの子息をなんとか採用してくれないかと頼まれることが少なくないそうです。

 

しかし、昔のように多少能力が低くても会社の取引を重んじて即採用というようなことは今はできなくなりました。

 

そこで最近では、そのようなケースでは無下にお断りすることもできないので、通常の書類選考から1次面接のながれを飛ばして、依頼された学生は2次面接からスタートするそうです。

 

しかしそれでも能力が足りない場合は「残念ながら当社の基準をクリアすることができませんでした」と正直に伝えることがあるそうです。

 

これは一例ではありますが、現在は昔のように頼まれれば即採用という時代は終わったといえるでしょう。

コネ採用が持つメリット

コネ採用が時代によって少しずつ変化し、必ずしも無条件で能力の低い人をねじ込んで採用するというものではなくなってきているということはなんとなくわかっていただけたと思います。

 

ただ、どうしてもコネ採用=悪というイメージがまだ強いのではないでしょうか。

 

ここでは逆にコネ採用が持つメリットについて考えて見たいと思います。

メリット1:応募者の選考精度が上がる

どんな人でも採用後にお互いの信頼関係を築くまでにはそれなりの時間が必要となります。

 

コネ採用を行うことで、元々の紹介者と応募者の間で信頼関係があるので、社内にそれを持ち込むことができます。

メリット2:会社を裏切りにくくなる

コネ採用で入社された方は、紹介者の手前簡単に会社を辞めることができません。

 

というとネガティブなイメージですが、例えば同じクラブの先輩後輩などの組織の人間関係がコネ採用によって継承されると組織力があがり、会社の人間関係がより強いものになっていくのです。

メリット3:採用にかかる人件費や時間を短縮できる

企業がコネ採用をする場合には、紹介者がいることで身元のはっきりとした人材を確保できるため、通常の採用と違い数々のプロセスを経て採用者をふるいにかける必要がありません。

 

それによって選考時にかかる時間や人件費などを削減することができます。

リファラルという新たなコネ採用

コネ採用という言葉の持つイメージが悪いので、どうしても受け入れがたい人もいるかもしれませんが、実は今、改めてコネ採用・縁故採用が注目されています

 

リファラル採用、あるいはリファラルリクルーティングという言葉を聞いたことはないでしょうか?

 

これは特にITベンチャー系で今とても注目されている採用方法で、従来のコネ採用とは違いますが、広義ではこれもコネ採用・縁故採用ということができます。

 

具体的には、社内の人脈を活かして、社員の友人・知人を紹介してもらい、優秀な人脈を採用していく手法です。

 

バブル景気の1980年代から40年近く経過し、世の中はどんどん少子化が進み、最近では優秀な人材確保に各社が苦戦している時代になりました。

 

その中でリファラルリクルーティングという採用が注目されているのには理由があります。

 

実は先ほどあげたコネ採用が持つメリットがこのリファラル採用にもあてはまるのです。

 

このリファラル採用を取り入れて社員の人脈から紹介してもらうことにより、人事部が採用活動を行ったり、人材紹介会社を使ったりせずとも、これまでのやり方では出会えなかった層にリーチできるようになったりもします。

 

また、こういった流れを取り入れることによって、エージェントに払っていたコストが削減されたり、マッチングのミスが軽減したり、離職率が下がるというメリットが生まれてきます。

 

もちろん社員にかかる負担が出てくるというデメリットもありますが、社員がスカウト活動をしやすくするため、候補者との飲食費を支給するなどの工夫が企業によってなされています。

 

リファラルリクルーティングについて過去の記事でポイントをまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

 

リファラルリクルーティングの成功戦略と3つのポイント

 

個人的には、コネというのは悪い力でもズルいことでもなく、人脈があるということだと思います。

 

ビジネスをしている人であれば、誰でもわかることですが、人脈を多く持っているというのは、ネットワークを広げる努力と、コミュニケーション能力が高いという優秀な人の証だと思います。

 

いつまでもコネ=悪というイメージに囚われるのではなく、別の切り口から見てみると全く違ったイメージになるのではないでしょうか?

 

時代の流れが変化しているのとともに、これからの採用形態の変化にも注目してみてください。

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July 20, 2017

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小林健児

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