01/ 弊社代表、只石昌幸のブログ
ポジショニング戦略って、日常生活でもかなり使える

当社が、WEBを仕掛けるときに
大事にしている4つの戦略のひとつ、ポジショニング戦略。
学術的なことは、うちの専門スタッフがポジショニング戦略をまとめてます。
ぜひ、そちらを。
実は、
僕が、個人的に得意なのが、ポジショニング戦略です。
ポジショニングって、日常生活でも、かなり使えるんですよ。
僕が定義するポジショニングとは、
『どう、相手に認識してもらうか?』
これが、ポイントです。
自分が、どう思うか?とか、全く、関係なく、
『相手』が自分のことを、どのように認識しているのか?ということです。
例えば、僕は、ゴルフが大嫌いです。笑
理由は、すごく下手くそだから。一時期、週に2回も専属のトレーナーを付けて、ゴルフスクールに通ってましたが、その結果、108という、100すら切れない。
基本、コース上に池とかあっても、避けたくないんですよね。木とかも。
うまい人って、結局、リスクヘッジをどうやるか?の積み上げが、ゴルフの戦略ですが、なんか、逃げているようで。笑
そのくせ、だいたい、池に落ちたり、木に当たったり・・・
要するに、どんなにスイングがうまくなっても、スコアが伸びないゴルファーなんですよ、僕は。笑
でも、ゴルフって、めっちゃ、誘われるじゃないかです。
なにかあるごとに、コンペや、知り合うとゴルフに誘いあったり。
以前は、こう思ってました。
『ビジネスをするにあたって、ゴルフは最低限できないとダメ』
なので、つまらなくても、上手くなくても、これは、ゴルフをある程度うまくなって、一緒にラウンドしている人たちに迷惑をかけないようにしないと・・・って。
しかし、
ゴルフを、完全に辞めてやっていない僕ですが、ゴルフ、できなくても仕事には全く支障はないです。
もしかしたら、不動産業界や、銀行や金融系って、ゴルフが必要な業界もあるかもしれませんが、僕の仕事=IT系的に、今まで、困ったことはないです。
しかし、ゴルフには、誘われることがすごく多かったです。
これには、困りました。断るのが、面倒というか、相手も良かれと思って誘ってくれているので、断るのにも、どこか申し訳ない気持ちもありますし。
なによりも、誘われるたびに、1ミリでも、自分の中で、「もう一度、ゴルフ始めてみようかな」って、ほんの一瞬ですが、頭によぎっている自分がいやなのです。笑
そこで、僕は、こうしました。
「只石昌幸は、ゴルフはやらない。クラブセットも捨てた。」
これを、誘われるたびに言いました。
たまに、誘われもしないのに、この人、誘ってきそうな人だな〜って思ったら、こっちから、口にしていたほど。笑
すると、不思議なことに・・・というか、当然ですが、
全く、と言っていいほど、誘われません。
ゴルフコンペの誘いのメールリストからも、外されたのか、全く連絡すら来ないのです。
只石昌幸=ゴルフはしない人、誘ってもやらない人、どんなに誘っても再開することもない人。
そう、認識させられたのです。
これこそが、
すごく、簡単に言うと、、、、ポジショニング戦略だと思います。
結局、
ビジネスにおけるポジショニング戦略って、
『お客様に、どう認識させるか?』
が、常にベースにあります。
競合他社とどんなに差別化していても、お客さまにとって、御社の商品が、他社と変わらないと認識されてしまっているのであれば、それは、ポジショニング戦略が足りてないです。
自分たちがどんなに主張しても、お客様の認識がすべてなのです。
差別化すること=ポジショニング戦略ではありません。
差別化したあとに、お客様の認識をガラっと変えることを含めて、ポジショニング戦略を考えないと、いけないと思います。
これらって、
さきほどの僕のゴルフの例もそうですが、個人が日常的にも使えることです。
苦手なこと、
避けたいこと、
できたらやりたくないこと、
それを、不得意で、やる気もないのに、やっても、相手が求める成果なんて、出せません。
ならば、いっそ、相手に、『それを頼んじゃいけない人』『それを求めてはいけない人』って、認識させてしまえばいいのです。
家入一真さんというレンタルサーバ事業で上場して、今や、連続起業家という名称で、ベンチャー界で有名な人は、超絶、遅刻の常習犯です。
なんと、東証の上場セレモニーの日すら、周りは遅刻してくるんじゃないか?とヒアヒアしていたらしいです。
でも、秘書もそれを把握していて、そのことを、なんと、堂々とクライアント側に言っているし(もちろん、表現をうまくしていると思うが)、本人も、公然と口にしてます。
家入一真=遅刻をする人。
これって、遅刻をしてしまう人たち(僕もちょびっと、、、)からしたら、最高の認識です。笑
たまに遅刻をして、怒られたり、嫌な顔される人たちにとって、家入一真さんが、いいか悪いかは別にして、遅刻した時の相手の反応は、全く、違うと思います。
日常的なことの1つに、会議中や相手との会話中に、大事な要件や覚えておかないといけないことなどを『iPhoneでメモを取る人』って多いと思います。
実は、僕も、そうでした。過去形です。
iPhoneでメモを取るって、あまり印象良くないです。
これって、実際に、自分がされたら、わかると思います。
iPhoneを触っている=LINEやメールチェックって、認識される。
これが、目の前でiPhoneを触っている人への、大多数が持っている認識です。
なので、
僕は、毎回、メモをしたいときに、
「うわ〜、それ、メモってもいいですか?」って、一言、聞いてから、iPhoneを手にとって、メモ帳にメモります。
でも、僕の中でも、ちょびっとだけ、罪悪感もあるんですよね。。。
『この人、俺がiPhoneで実は、メールチェックとかしているって思ってないかな?』って。
なので、毎回、しっかりと、『メモを今から取ります』と確認をしていました。
しかし、ある日、気づいたのです。
どんなに、確認を重ねても、
どんなに、そこを強調しても、
iPhoneをミーティング中にイジる=LINEやメールチェックしているという認識
が、根底にあると。
僕の基本は、『自分がどう伝えるか?よりも、結果、相手がどう認識しているのか?』しか、考えてないです。
なので、iPhoneでのメモは辞めました。すごく便利な面もあったのですが、今は、RHODIAのメモ帳でしっかり、ペンで書いてメモしてます。
結局、
相手が、『どう認識』しているか?なんですよね。
ちょっと、
ポジショニング戦略から、離れてしまいましたが、大事な事は、『結果、どう相手に認識させるか』です。
他社との差別化、
商品の特徴を出す、
会社の個性を表現する、
WEBサイトを綺麗にデザインする。
でも、すべては、、、
『その結果、どう相手に認識されているのか?』です。


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July 10, 2015
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